バランスのとれた食事でからだの中から口臭予防!

口腔内の環境も生活習慣病予防と同じように、食生活を含め日々の健康生活への積み重ねが大切です。
歯周病の発症や悪化は、抵抗力や免疫力などの普段からの体調も関係しています。
近年は、外国でもヘルシーな日本食が人気を集めていますが、発酵食品の味噌汁や旬の野菜や果物などを味わいがら、ゆっくりと噛んで食べることは、免疫力向上に役立ちます。
バランスの良い食事の目安は、
「主食」・・・ご飯、パン、麺類など
「主菜」・・・ 肉、魚、卵、などの動物性食品
「副菜」・・・ 野菜、海草、いも類、きのこなど
このほか、汁物(味噌汁やお吸い物など)、果物、乳製品(牛乳やヨーグルトなど)をプラスするとよりバランス良い栄養をとることができます。
さまざまなストレスや日々の忙しさから、簡単に食事を済ませてしまう生活になりがちですが、適度な運動や質の良い睡眠と一緒に、時には食生活の見直しをし、からだの中から口臭を発生させにくい体質改善を心がけましょう。


唾液には、口の中の食べかすや細菌を洗い流してくれる自浄作用や、虫歯にならないように歯をコーティングする役割もあり、口臭を減少させることに役立っています。
唾液はからだの中でもっとも塩分の濃度が低い液体です。
食事のときの微妙な味の変化がわかったり、唾液を多量に分泌したりして、塩分の多い食品を摂取しても、濃度を薄める役割もして、胃を守ったりしてくれます。
歯はカルシウムとリン酸などからできていて、口腔内が酸性に傾くと歯が溶け出してしまい虫歯になってしまいます。
唾液はわずかにアルカリ性で、酸性に傾いた口腔内をもとの状態に戻そうとしたり、初期の虫歯を修復したりする働きもしています。
唾液の成分には、抗菌作用の成分も含まれていて、ウイルス感染を防ぐ作用もあります。
寝ている間は、唾液の分泌が減少したりすることにより、寝起きの口臭が強くなったりします。
睡眠前は充分な水分をとったり、歯ブラシでの歯磨きだけでなく、歯間ブラシなども使い食べかすや歯垢をしっかりと落とし口内細菌を減らしておく必要があります。
2016年08月17日
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