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子供の歯並びとあごの骨は関係あるって本当?

こういうと疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
それは子供の歯並びにはあごの骨の成長が大きく関係してくるからなのです。
子供の歯並びとあごの骨の関係について紹介します。

あたりまえですが乳歯より永久歯のほうが1本1本の歯が大きいです。だいたい永久歯は乳歯の1.2倍の大きさがあります。
また乳歯の本数が20本に対して永久歯の本数は28本(親知らずを除いて)もあります。乳歯が生えていた同じあごに永久歯が生えてきます。
乳歯が生えていた時の大きさのままのあごの骨では永久歯が並びきれないのは明らかです。きれいに永久歯が並ぶためには永久歯がきっちり並ぶだけの大きさのあごの骨が必要なのです。

あごの骨を大きく育てるためには乳歯の時期から気をつけていくのが大切です。4~5歳の段階で乳歯の上下の歯12本に全てにすき間が空いていれば問題ありません。
乳歯より1.2倍も大きい永久歯が生えてもきれいにおさまるスペースは確保できていることになります。
反対に4~5・6に歳なっても乳歯がピッタリついて並んでいると心配です。一見歯並びがよいように見えますが永久歯が生えてきた時のスペースがありません。
乳歯にすき間がないとだいたい90%くらいの子供の歯並びが悪くなるという結果が出ています。また乳歯の時点で歯並びが悪いとほぼ確実に永久歯も悪い歯並びになってしまいます。

子供の歯並びをよくするため乳歯の時からあごを大きくするためには『良く噛む』ことがとても重要です。
『良く噛む』ことはあごにとっての唯一の運動です。良く噛むと歯を支える骨や頭蓋骨の骨を作る細胞が栄養素を取り込み、骨を増やしあごの骨を成長させます。
このため良く噛むことであごの骨は大きく育っていきます。良く噛む事は虫歯予防にもなるので一石二鳥です。詳しくはこちらに書いているので参考にしてみると良いですよ。
⇒ 良く噛んで食べることは良いことがたくさん!
2015年09月28日
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